14/07/06 10:14:00.42
三菱重ミサイル部品、米の第三国輸出容認 カタールへ 政府、下旬決定
政府は今月下旬に国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合を開き、迎撃ミサイルの
基幹部品、高性能センサーの対米輸出を決定する方針だ。4月に決めた防衛装備移転三原則のもと、
日本が外国に武器を輸出する初のケースとなる。米国は日本から調達した部品などで
ミサイルを組み立て、中東のカタールに輸出する見通しだが、政府は第三国輸出による
紛争助長の恐れはないと判断した。
かつての武器輸出三原則では国内の防衛産業による武器輸出が原則禁じられていた。
新原則に変わり、厳格な審査を経て条件を満たせば輸出や国際共同開発が可能になった。
今回がそれを認める最初の案件となる。防衛装備品メーカーによる輸出や
、外国企業との共同開発にも弾みがつきそうだ。
対米輸出するのは航空機を念頭に置く地対空の迎撃ミサイル「パトリオット2(PAC2)」に
搭載する高性能センサーだ。
(中略)
カタールは親米国。米国との軍事的な結び付きが強いうえ、周辺国との大きな摩擦もない。
政府は「米国から調達したミサイルを紛争に使うリスクは小さい」(防衛省幹部)と判断。
米側の装備品の管理能力を考慮したうえで、武器輸出を容認することにした。
(以下略)
日本経済新聞 2014/7/6
URLリンク(www.nikkei.com)
関連スレ
【軍事】欧州軍需大手MBDAと三菱電、F35向けミサイル共同開発へ [07/03]
スレリンク(news5plus板)