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◆『アメリカの謀略戦争』‐ミシェル・チョスドフスキー教授 より転載
国連の推定によると、1998年~99年のおけるアフガニスタンのアヘンの生産額は、旧ソ連共和国内に
おける武装反乱の増加と一致しており、4600トンという高い記録に達していた。
言い換えると、『麻薬ルート』を支配することは、戦略上重要だったのである。
☆タリバン後の合衆国の傀儡政権、麻薬取引を復活
2000年、タリバン政権がケシの生産を禁止した後、アヘン生産量は90%以上も下落した。
北部同盟が政治勢力の主体になり、未精製のアヘンの凄惨と保護をするようになった。
その結果、アメリカの2001年戦争のお蔭で、アメリカ後援によるカブール北部同盟傀儡政権の下で、
アヘン取引は復活した。ハミッド・カルザイ大統領の暫定政権の下で、アヘン・ケシの耕作はウナギ
昇りになった。アヘン市場は復活した。(一部省略)
麻薬によるドル収入は、西側の銀行システムに預金されている。
大手国際銀行のほとんどが、‐海外の税金回避地域にある関連銀行とともに、‐大量の麻薬ドルを、
マネー・ロンダリングすることによって、合法的にきれいなカネに換えているのだ。
したがって、麻薬の国際取引は、石油の国際取引と同じくらいの規模の、数十億ドルものビジネスに
なっているのである。この視点から言えば、『麻薬ルート』を支配することは、石油パイプラインの
支配と同じくらい戦略上重要なのである。