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米国では海外の危機や国内経済への不安からオバマ大統領の評価が落ち込み、海外の紛争に対応する能力が損なわれている
ことが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)と米テレビ大手NBCが共同で実施した調査で分かった。大統領の支持率低迷は、
中間選挙に向け民主党員の重しにもなっている。
オバマ大統領の支持率は41%と、これまでの最低と同じだった。外交政策に対する評価は37%と、過去最低を更新。もっとも、
支持率低下の一因はオバマ氏のコントロールがきかない問題で、例えばイラクでのイスラム過激派台頭なども響いた。
一方、共和党の人気はオバマ氏や民主党よりも低い水準にある。調査では、オバマ氏に向けられる懸念にもかかわらず、移民、
教育、環境といったさまざまな問題で共和党よりもオバマ大統領や民主党が信頼されていることが示された。
調査は11~15日に成人1000人を対象に実施された。オバマ政権が有能であるかどうかについては、回答は半々となり、2006年に
イラク戦争やハリケーン「カトリーナ」対応のまずさで迷走していたブッシュ政権に対して下された評価を下回った。
オバマ氏が目標を達成できるかどうかについても、信頼感は後退しているようだ。大統領が「国を導き、職務を遂行することができる」
とは思わないとの回答が54%だったのに対し、できるとの回答は42%だった。過去1年でオバマ政権の働きが悪くなったとの回答は
41%だったのに対し、良くなったと答えたのは15%にとどまった。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
URLリンク(jp.wsj.com)
写真=オバマ米大統領
URLリンク(si.wsj.net)