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北アフリカのリビアで、反政府勢力が支配する原油の積み出し港に北朝鮮の国旗を掲げたタンカーが停泊しているのが確認され
リビアで独裁政権崩壊後の混乱が続くなか、北朝鮮が反政府勢力から原油を調達しようとしているものとみられます。
リビアや欧米のメディアによりますと、反政府勢力が支配するリビア東部のシドラで8日、原油の積み出し港に北朝鮮の国旗を
掲げたタンカーが停泊しているのが確認されました。
また、反政府勢力が運営するテレビ局は、反政府勢力のメンバーが祝賀行事を開いて、「われわれは中央の政府を介さず独自に
原油の輸出を始めた」と宣言する様子を伝えました。
リビアでは3年前にカダフィ政権が崩壊して以降、旧政権を打倒するための戦闘に加わった民兵組織などが勢力を拡大し、各地の
油田地帯も支配するなど混乱が続いています。
すでに原油がタンカーに積み込まれたかどうかは確認されていませんが、北朝鮮は石油利権を得たい反政府勢力との取り引きに
よって原油を調達しようとしているものとみられます。
一方、リビアの暫定政府は、反政府勢力による原油の輸出は違法だとしてゼイダン首相が急きょ記者会見して、「タンカーへの
攻撃も辞さない」と警告しており、緊張が高まっています。
source:NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)