14/01/02 00:14:46.08
ラトビア発のユーロコインがまもなく流通されることになります。
しかし2ユーロコインの女性像は誰なんでしょうか?
コインにある国章などは分かりやすいのですが、一つだけ分からないものがあります。
右を向いてわずかに笑みを浮かべる農民の少女の像です。
実は、この人は詩人でも政治家、そして歴史上の人物でもありません。
1929年、ラトビア財務省は国家の自由と独立を象徴する女性像がデザインされた5ラッツ硬貨を発行しました。
この女性像は、ちょうどイギリス硬貨のブリタニアや、フランスのマリアンヌと同じ意味を持ちます。
女性のモデルになったのは造幣局の校正者、ミルダ氏であるとされています。
以後、ロシアに併合されてルーブルに置き換わるまで、彼女の像のコインが流通しました。
そしてユーロ導入に伴い「ミルダ」は帰ってきたのです。
★画像
URLリンク(img.morgenpost.de)
URLリンク(www.morgenpost.de)