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クロアチア中部の都市で、およそ７５０万円の高級車を公費で購入した地方政府の長官に抗議しようと、
市民が政府の庁舎の前におもちゃのミニカーを置く、ユニークなデモが行われました。
旧ユーゴスラビアのクロアチアの中部の都市シサクでは、地元政府の長官が、
車内に１０個ものスピーカーが備え付けられたおよそ７５０万円のドイツ製の高級車を公費で購入しました。
これに対し、税金のむだづかいだと抗議する市民およそ３００人が２日、おもちゃのミニカーを手に
地元政府の庁舎の前に次々と集まりました。
デモには子どもたちも参加し、おもちゃのミニカーを庁舎の入り口の階段いっぱいに並べて、
「高級車が好きならばミニカーで我慢しろ」と抗議の意思を示していました。
一方、抗議を受けた地元政府の長官は「公務のため１日２５０キロ移動しているので、安全で高性能な車が必要だ」
と主張しているということです。
デモを呼びかけた男性は「とても愚かなお金の使い方で、高級車を購入したことだけでなく、
それを正当化しようとする対応も腹立たしい」と話していました。
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■ソース：NHKニュース [2013年11月03日 12:10]
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