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移民はロシアの国家安全保障にとって最大の脅威―。政府系調査機関の
全ロシア世論調査センター(VTsIOM)の最新調査で、こうした結果が出た。
VTsIOMは6月15~16日に全国の1,600人を対象に調査を実施。
その結果、「移民」を現実的な脅威と感じる人は全体の35%に上り
「文化・科学・教育の衰退」(33%)
「戦略的施設へのテロ攻撃」
「環境災害」(共に28%)を抑えて最も多かった。
ただ移民を脅威と感じる人の割合は、前回2005年の調査時(58%)と
比べると大きく低下している。モスクワ・タイムズによると、ロシアでは
高度経済成長を背景に移民数が増大。外国人住民数は6月時点で1,100万人に達し
その多くは貧困な中央アジアの旧ソ連諸国の出身だという。国民の間では移民が
賃金を低下させ、ロシアの伝統を無視していると非難する声もある。こうした中
政府は21日に人種差別撲滅と国民の団結に向けた2025年までの政策を閣議決定している。
ロシア人が現実的な脅威と感じている問題としては他に
「石油・ガスなどの天然資源の枯渇」(28%)
「エリート支配層の分裂、し烈な権力争い」(24%)
「出生率低下によるロシア人の絶滅」(23%)などとなっている。
ソース:NNAA.EU URLリンク(nna.jp)