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[ワシントン 25日 ロイター]
ニュージーランドのグローサー貿易相は25日、環太平洋連携協定(TPP)交渉を
進めている米国、ニュージーランドおよび他の9カ国は来月にも日本の交渉参加を
認めるかどうかについて正式に決定する可能性があるとの見解を示した。
同相は米企業団体での講演後、ロイターのインタビューで、
「(日本の参加を)承認する手段を見つけられると確信している。それは問題ではない。
問題は条件とタイミング(そして日本との協議を進める方法)だ」と述べた。
安倍晋三首相は今月、TPP交渉への参加を正式表明した。
4月20─21日には、TPP交渉参加国すべてを含む
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の会合がインドネシアで開催される。
グローサー貿易相は、この会合の際に日本の交渉参加について正式な決定が
下されるかとの質問に対し、「可能性はある。TPPは(APEC会合の)付随的なイベントだが、
そうしたイベントが主要なイベントよりも注目される場合がある」と述べた。
また、日本は農業分野や他の分野で慎重な対応を必要と問題を抱えているとした上で、
すべての品目について障壁を取り除くという協定の目標を脅かすことなく、
日本が交渉に参加できることに確信を示した。
同相は「同時に各国もデリケートな問題を抱えている」と指摘。
「そうした問題に対処する慎重で政治的に適切な方法」を見つけるのは
貿易交渉担当者次第だとの見解を示した。
URLリンク(jp.reuters.com)