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[プノンペン 14日 ロイター] カンボジアの旧ポル・ポト政権による
大量虐殺を裁く特別法廷で公判中のイエン・サリ元副首相兼外相が14日、
87歳で死去した。裁判所によると、今月4日から入院していた。
イエン・サリ被告は、170万人が死亡したとされる大量虐殺に関与した罪に
問われ、現在公判中の最高幹部3人のうちの1人。
同被告の死去を受け、犠牲者を代表する弁護士からは
「真相究明を求める犠牲者にとっては、その余地を狭めることなった。
被告は正義を逃れた」との声が聞こえた。
国連の支援で設置された特別法廷は、これまでに刑務所の所長が有罪になった
だけで、資金不足の問題に加え、カンボジア政府の干渉があるとの憶測もあり、
その進行が滞っている。
残る最高幹部2人は、ヌオン・チア元人民代表議会議長と
キュー・サムファン元国家幹部会議長。
イエン・サリ被告の妻、イエン・チリト元社会問題相も起訴されたが、
認知症を理由に訴訟手続きが停止された。
ソースは
URLリンク(jp.reuters.com)
昨年1月に法廷で撮影
URLリンク(s1.reutersmedia.net)