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イギリスで、去年、駐車場から発掘された男性の遺骨が15世紀のイングランドの著名な王、
リチャード3世のものだと確認され、死後500年以上経ての発見が大きな話題を呼んでいます。
この遺骨は、イギリスのレスター大学を中心とする研究グループが、去年9月、
イギリス中部、レスターにある駐車場の地下から発掘したものです。
研究グループは、見つかった場所や体の特徴などから15世紀のイングランドの王、
リチャード3世の可能性が高いとして、DNAを一族の子孫のものと比べるなどして調べた結果、
4日、リチャード3世の遺骨と断定したと発表しました。
リチャード3世は1483年に王位に就きましたが、その2年後「バラ戦争」と呼ばれる
イングランドの内乱のなかで戦死しました。
また、シェークスピアの史劇「リチャード3世」では、王になるために関係者を次々と殺害するなど
権謀術数をめぐらす残忍な人物として描かれました。
遺骨には歴史資料の一部に記されているように背骨が湾曲しているのが確認できたほか、頭の骨には
戦闘で負ったとみられる傷痕があり、背骨の間からは矢じりのような金属も見つかったということです。
遺骨は今後、レスターにある大聖堂に改めて埋葬される見通しだということで、
死後500年以上たってからの今回の発見はイギリス国内で大きな話題を呼んでいます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)