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仏軍がマリで空爆 イスラム過激派に対抗 暫定政府が非常事態宣言
2013.1.12 15:45
フランスのファビウス外相は11日、暫定政府とイスラム過激派の戦闘が激化している西アフリカのマリで、
過激派の攻勢を阻止するためフランス軍が空爆を実施したことを明らかにした。
マリからの報道によると、トラオレ暫定大統領は同日、全土に非常事態を宣言した。
マリでは過激派が北部を制圧。暫定政府の統治は南部に限られ、国土が事実上南北に分断されている。
旧宗主国のフランスはマリと関係が深く、オランド大統領は暫定政府の要請に基づき介入したと説明。
西アフリカ諸国の支援も得た上で介入は「必要な期間続く」と述べた。今回の空爆の規模など詳細は不明。
フランスが軍事行動に踏み切ったことでマリ情勢は転機を迎えたが、国際部隊による本格介入は早くても今秋の見通し。
マリの混迷打開にはなお時間を要することになりそうだ。
(共同)産経ニュース
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