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米国カリフォルニア州が7月から、フォアグラの生産と販売を禁止したが、
お隣のネバダ州では売上がアップするという現象が起きているのだという。
米CNBCによると、ネバダのある業者は週末や祝日になると売上が顕著に
アップするといい、カリフォルニアから遠出して買いに来る人が
増えているのだという。
また、カジノホテルなどでもフォアグラ料理を出すところが多く、
今回はレポートされていないものの、食する機会は無制限で、
今後もネバダ州ではフォアグラの売上増加も見込まれる。
カリフォルニアはアーノルド・シュワルツェネッガー知事の時代に、
動物愛護団体からの声を受けて全米の州では初めて禁止することを決定した。
ただ、決定にあたっては、動物愛護団体と、有名シェフ団体による闘いにも
発展し大騒動になったほどだ。
フォアグラ(foie gras)は世界三大珍味のひとつで、
フランスに起源を持ち、ガチョウや鴨などに必要以上にエサを与えるという
飼育方法に動物愛護団体が長年、禁止を呼び掛けてきた。
ただ、カリフォルニア州は、フォアグラ、ワインの産地であり、富裕層、
セレブが数多く住む大消費地だった。しかも、貴重な観光資源ともなっていた。
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