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シリア クラスター爆弾で子供犠牲か
11月27日 5時58分
内戦状態のシリアで、国際的な禁止条約が発効しているクラスター爆弾とみられる爆弾を政府軍が使用して、
少なくとも10人の子どもが死亡し、アサド政権に対する国際的な非難がさらに高まりそうです。
シリアでは25日、反政府勢力が首都ダマスカス近くの空軍基地を制圧したのに対し、
政府軍も制圧された基地周辺の町を戦闘機で空爆するなど激しく反撃しました。
反政府勢力によりますと、この戦闘で、政府軍が投下したクラスター爆弾とみられる爆弾によって、
広場で遊んでいた子ども少なくとも10人が死亡したことが分かったということです。
インターネット上に公開された映像には、大きな爆弾の残骸と並んで、多数の小型の爆弾が映っています。
クラスター爆弾は、1つの爆弾から多数の小型爆弾が飛び散り、広範囲の市民に長期的な被害を与えることから、
国際的に使用を禁止する条約が発効しています。
シリア政府は、クラスター爆弾を「所有していない」として条約に加盟していませんが、
国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、
「政府軍が各地でクラスター爆弾を使用しているのは明らかだ」とする調査結果を先月、発表しています。
今回、多数の子どもが犠牲になったことで、アサド政権に対する国際的な非難がさらに高まりそうです。
NHK
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