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シリア機を強制着陸＝「武器運搬の疑い」で捜索－トルコ
【エルサレム時事】トルコ軍は１０日、モスクワ発ダマスカス行きのシリアの旅客機が
武器を運んでいる疑いがあるとして、同機をアンカラの空港に強制着陸させた。
同機の乗客は約３０人だった。
ロイター通信によると、トルコ当局が積み荷を押収した後、同機はダマスカスへ向かうことを認められ、空港を離陸した。
積み荷は通信機器やミサイルの部品だったとの情報もある。
トルコのダウトオール外相は
「われわれの領空を使用し、（市民を弾圧しているアサド政権に武器を）輸送することは容認できない」
と強調。
武器を積んでいるとの情報の入手経路は明らかにしなかった。
ロシアはシリアに多数の兵器を輸出しており、内戦が本格化した後もアサド政権寄りの姿勢を取っている。
モスクワからの報道によると、ロシア外務省は同機にロシア人１７人が乗っているとの情報があるとして、
トルコ側に対し強制着陸させた理由の説明を求めた。（2012/10/11-09:13）
時事通信
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