12/08/30 00:00:51.96
割礼めぐり大論議、宗教的習慣「傷害」か ドイツ
2012.8.29 16:06
男児に宗教上の割礼を行うことの是非が、ドイツで大きな論議になっている。
医療目的でなく性器の一部を切除するのは「傷害罪」に当たると裁判所が認定したため、
割礼が宗教上の慣習のユダヤ教徒やイスラム教徒が猛反発した。
「ナチス以来のユダヤ人弾圧だ」との声すら上がり、政府は割礼を罰しないための新法を制定する方針を決めた。
問題になったのは、西部ケルンの医師が2010年11月に当時4歳の男児に行った割礼。
イスラム教徒の両親の依頼だったが、手術2日後に大量出血で病院に緊急搬送された。
男児は回復したが、検察当局は傷害罪で医師を起訴した。
一審は無罪。二審は今年5月の判決で、両親の意向だったため同様に無罪としたものの
「子供の体の健全性は親の権利より優先される」と指摘、宗教上の割礼でも傷害罪と見なされるとの判断を出した。
(共同) 産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)