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オバマ米大統領、共和党候補ロムニー氏の経済政策を批判
2012年 06月 15日 12:30 JST
[クリーブランド(米オハイオ州) 14日 ロイター]
オバマ米大統領は14日、当地で演説し、共和党大統領候補となるロムニー前マサチューセッツ州知事について、
2008年の金融危機を招いた同党の経済政策の復活をもくろんでいると批判した。
演説はコミュニティーカレッジで行われ、1500人の聴衆が集まった。
オバマ氏は「前へ(Forward)」との標語が掲げられた演壇で、
「われわれは過去の失敗を繰り返して未来を台無しにするわけにはいかない。今は危機に瀕しているときなのだ」と述べた。
一方、ロムニー氏も11月6日の大統領選に向け、同じオハイオ州のシンシナティにある製造企業で
「彼(オバマ氏)は3年半大統領を務めている。話す内容には中身がなく、掛け声は大きい。
彼の経済政策の結果を見たいなら、オハイオ州やこの国を見て回ればいい」と述べた。
ロイターとイプソスが12日に公表した世論調査によると、オバマ大統領の支持率は47%となり、前月の50%から低下。
景気低迷の深刻化により、1月以来の低水準となった。
一方、ギャラップが14日発表した世論調査によると、アメリカ人の3分の2が経済低迷の原因は
共和党のブッシュ前大統領にあるとし、オバマ大統領が原因とする回答は半数にすぎなかった。
ただ、オバマ氏は先週、民間部門は地方政府に比べて「よくやっている」と発言。
共和党側がこの発言を米経済に対する理解不足だと指摘し、同氏は14日、コメントの誤りを認めた。
ロイター
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