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イエメン軍 アルカイダの拠点奪還
5月18日 0時26分
中東のイエメンで、アメリカ軍の支援を受けた政府軍が、南部の地域を実効支配してきたアルカイダ系のテロ組織に対して、
過去最大規模の掃討作戦に乗り出し、激しい戦闘の末、アルカイダが拠点としていた町を奪還しました。
イエメンでは、政治の混乱に乗じて、去年からアルカイダ系のテロ組織「アラビア半島のアルカイダ」が
南部アビヤン州などの実効支配を続けており、国際社会に懸念が広がっています。
こうしたなか、この組織がアメリカを狙ったテロ計画に関与していたことが発覚したことから、
イエメン政府は先週、2万5000人の兵士を動員して過去最大規模の掃討作戦に乗り出し、
アメリカ軍の支援も受けてアビヤン州各地への攻勢を強めています。
イエメン政府によりますと、17日には激しい戦闘の末、政府軍がアルカイダが拠点としてきたアビヤン州北部のローダルを奪還し、
アルカイダの戦闘員1000人以上を排除したということです。
政府軍は引き続きアルカイダの別の拠点である主要都市のジンジバルとジャールを包囲していますが、
アルカイダ側は、外国人の過激派を含む5000人以上の戦闘員が町に立てこもって徹底抗戦の構えを見せており、
今後戦闘が激化することも予想されます。
NHK
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