12/01/20 11:47:29.60
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「アラブの春」から1年。
最高指導者・カダフィ大佐の殺害、そして内戦終結宣言から3カ月たったリビアでは、
市民の不満と不信が収まっていませんでした。
しかも、国の分裂と国際テロにつながりかねない刺激剤が国中にあふれていました。
42年間にも及ぶカダフィ独裁政権が倒れたリビア。
冷めやらぬ興奮の中、街中では明るい笑顔も見られた。
しかし、くすぶる不満と、リビアに根づく対立の構図が急浮上している。
さらに、地域と世界を巻き込みかねない、大きな問題が浮き彫りとなった。
リビアの首都トリポリ。
世界にその激しさを見せた内戦の爪痕は、癒えているかに見える。
トリポリの市場では、革命後、一時物価が上がったが、今は徐々に下がっているという。
品数も豊富で、活気にあふれる市場。
店を取り仕切る人々には、若者が目立つ。
市場では、「革命は100%素晴らしかった」、「わたしたち若い世代は、みんな夢を持っています」
などといった声が聞かれた。
明るい表情の若者がいる一方、街中では別の一団が「暫定政府よ、おまえたちには失望した!」
などと声を上げていた。
今、徐々に噴き出してきたのは、政府への不満。
抗議集会参加者は
「問題は透明性がないことです。財政の収支も明らかにされていません」、
「旧体制の関係者が、いまだに暫定政府にとどまっています」などと話した。
現在、リビアは反カダフィでつながるさまざまな組織の寄り合い所帯「国民評議会」を中心にした
暫定政府の統治下にある。
ところが、この政府の中にはカダフィ政権からの離脱組なども潜り込んでいるという。
そして今、見え隠れし始めたのは、分裂への危機。
2011年12月に撮影されたリビア南部の映像には、吹き上がる爆煙が映っていた。
部族の戦闘員は「どうせ届きゃしない。いつもこんな感じで撃ちまくってるさ」と話した。
-続きます-