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英国の出版社がヒトラーの著作「わが闘争」を雑誌の付録にし、
ドイツで販売する計画を進めている。
ドイツではナチス称賛につながる書物の配布は禁じられており、
著作権を保有する南部バイエルン州政府は、販売禁止のため
提訴も辞さないと表明した。
「わが闘争」は1920年代に刊行され、反ユダヤ主義を前面に掲げ
ナチスのイデオロギーの柱。学術目的であれば図書館などで閲覧可能。
この出版社は原文を抜粋、解説を付けて付録にし、26日からの販売を
計画している。
ロイター通信によると、出版社の代表は「『わが闘争』が実際に
どんなものか見てもらいたい。そうすれば(ひどい内容で)
ごみ箱行きのものだと分かる」と説明、ナチス称賛が目的ではない
と主張。
ヒトラーが生前に住民登録していたため著作権を持つ
バイエルン州政府は、抜粋であっても著作権侵害に当たるとして
販売を認めない姿勢だ。
ドイツでは著者の死後70年間は著作権が保証される。(共同)
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)