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南スーダンの大量虐殺に「証拠なし」、国連報告
2012年01月08日 19:29
【1月8日 AFP】国連南スーダン派遣団(UN Mission in South Sudan、UNMISS)の
ヒルデ・ジョンソン(Hilde Johnson)事務総長特別代表は7日、
南スーダンで報告された大量虐殺について、調査の結果「証拠が見つからなかった」と語った。
だが一方で同氏は、迅速な支援を必要とする人が6万人に上っていると注意を喚起している。
前週、武装した若者最大8000人が南スーダン東部ジョングレイ(Jonglei)州のピボル(Pibor)郡を襲撃し、
3000人以上を殺害したとの報告があったが、ジョンソン特別代表は、誤報だったとみられると述べた。
ジョンソン氏はピボルを訪れた後に、「重要なのは、死者数を裏付ける証拠が発見されなかったことだ」と語った。
ピボルに住むムルレ(Murle)民族を襲撃したロウ・ヌエル(Lou Nuer)民族の武装集団は、
ムルレ側が誘拐や、家畜を強奪していると非難しており、民族間での報復の応酬が激化している。
ジョンソン特別代表は、この襲撃による死者数はまだ判明していないが、
同地域のわらぶき屋根の住居のうち最大3分の1が放火され、およそ6万人が緊急の支援を必要としていると述べた。
(c)AFP
URLリンク(www.afpbb.com)
【南スーダン】 民族衝突激化 ロウ・ヌエル民族の武装集団がムルレ民族の町ピボルを襲撃、多くは森の中に逃げ込む [1/3]
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【南スーダン】 ピボルの町の当局者、民族衝突で死者3000人以上 [1/6]
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