15/11/20 20:56:49.90 .net
小説家の鈴木輝一郎さんが「最近のラノベ志望の人は競争率の高い”異世界もの”を選ぶのか?」とつぶやいたことに対して、
SF作家の山本弘さんも「編集者が常に求めているのは”新しい才能”であって、”亜流を量産する能力”じゃないんだから。」と苦言を呈しています。
自身も流行に流されたことがあることを認めたうえで、オリジナルを作成することで生き残っていかないといけないと提言しています。
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鈴木輝一郎@『長篠の四人』発売中!
@kiichiros
ラノベ志望の受講生の原稿がことごとく「異世界モノ」で、現在当惑中。
好きで書いてるのは伝わるし、たいてい形も出来てるんだが、何もわざわざこんな競争の激しい素材を選ばなくても、とは思う
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山本弘
@hirorin0015
もう20年以上前、マンガ雑誌の編集者から聞いた話。「野球マンガを2本連載している雑誌があると、『この雑誌は野球ものが受けるのか』と思って、野球マンガを投稿する奴がいる。はっきり言ってバカ→ twitter.com/kiichiros/stat…
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<ラノベ作家の反応>
●「ラノベで異世界物を選ぶのは調べ物をしなくていいから」いや、違う、そうじゃない……あれははあれで理由があるけど、それは近い将来の飯の種にするつもりなので黙っているw
●異世界を書くのに調べ物はした方がいいと思うけれど、なかなかなぁ
●作り込みと読者の感情移入投射距離の関係とか考えると、なかなか一筋縄ではいかない。
●ラノベ全体を元気にするためには多様な作品が必要だが、個人としての駆け出しラノベ作家が生き残る可能性を高めるためには流行りを上手く見つける方が良いとか。
●流行っているものを執筆した人に「そのジャンルは競争が激しい。
よっぽどうまく描かないと難しい」と言う人は、流行っていないジャンルを執筆する人には、「そのジャンルは流行っていない。
よっぽどうまく描かないと難しい」と言う法則
●あ、あー、気持ちはどっちも分かる、でもむずかしいものよねぇ……
●「人と同じことをしても目立てないよ」というのは一つの真実だけど、「人のいない界隈でもの売る気になっても無理だよ」っていうのも一つの真実だと思う。
●競争の激しくない分野って、客居ないんだぜ?(白目)
●「流行」と「類似化」と「二番煎じ」と「柳の下のどじょう」を混ぜっこしちゃうともう目も当てられないからなぁ。
●『流行り廃りを読んで作品作ってヒットさせてる人』は、例外なく頭良い人らだらけだからなぁ。
●好きなものを書くのがいいんだけど、好きなものを書こうとすると、流行と同じようなものになる人も多いんじゃないかな。
うーん、結局は現実と理想の問題なわけで、流行りものを書きつつ、自分のオリジナリティを出した作品を創りださないといけないんだろうなぁ。 実際、この作家さんも昔は流行りに手を出してたわけだし。
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