14/12/21 12:48:46.13
有名コンソールゲームシリーズ「鉄拳」の新作が7年ぶりにリリースされることが決定し、
格闘ゲーム、いわゆる格ゲーの海外ファンからも注目を集めている。特に注目されているのは
新キャラ「ラッキー・クロエ」だ。猫をモチーフにしたいわゆる萌え系の女性キャラクターで、
日本でもタレントの佐野ひなこさんがコスプレをするなど話題になっている。
しかし、この「ラッキー・クロエ」、海外ゲーマーからの評判が芳しくない。さらに、ディレクターの
原田勝弘氏が海外ゲーマーとTwitterで直接ラッキー・クロエについて議論するなど、この新キャラを
取り巻く動きが拡大している。
【「この嫌悪感は何だろう」掲示板への書き込み】
ラッキー・クロエが鉄拳7に登場すると伝えられると、ゲーマーのコミュニティNeoGAFのスレッドには
ネガティブな書き込みが殺到した。
「少しだるいな」
「この嫌悪感は何だろう」
米ゲーム情報サイト『Game Rant』ではこれらの書き込みを紹介し、詳細にラッキー・クロエの特徴を紹介した。
いわゆる萌えキャラであるラッキー・クロエの「批判がどこから来るのかわかるのは簡単だ」としている。そして、
それは「日本のビデオゲーム産業と欧米の主流の大衆の大きな距離を象徴するキャラクターデザイン」だと言及する。
ただし、この記事では格ゲーには「いるはずのない」キャラが登場するのが普通、ともしている。最終的に、
記事ではこれでラッキー・クロエを引っ込めるのは良くないのでは、という意見が述べられている。
【鉄拳ディレクター原田氏がTwitterで反論】
このような海外での反応に対し、原田氏が自らのTwitterアカウントで反論する。原田氏は、決して
ラッキー・クロエが「西洋」のユーザー向けではないと主張。それに海外ユーザーが「では、ラッキー・クロエは
アメリカ版では使えないということか?」と原田氏に質問する。原田氏の回答は以下である。
「あなたたちにラッキー・クロエは必要ないでしょうから。単純なことです。そしてもう一度『心配ない』と言いたい。
あなたたちのための新しいキャラクターを発表します。」
さらに、海外ユーザーからは「ゲームセンター対戦で戦いたくないキャラ、つまりラッキー・クロエを
消去する機能をつけて!お願い!」という要望まで挙がる。それに対して原田氏は、ラッキー・クロエは
東アジアとヨーロッパ限定キャラだと回答する。
KOTAKUの記事では、原田氏がジョークを交えて新キャラに対するネガティブな意見に回答している例を
挙げながら、彼はこの一連のやりとりを楽しんでいるようだ、としている。
結局、ラッキー・クロエは特定の地域で登場しないことになるのだろうか?KOTAKUの記事のライターは
バンダイナムコのアメリカ支社に問い合わせるなど調査したが、はっきりした回答は得られなかった。何が
起こっているのかわかるまでは結論に飛びつくのは避けよう、と結んでいる。
URLリンク(newsphere.jp)
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