【アニメ】富野由悠季監督「アニメの未来?アニメに未来なんてねえよ!」 東京アニメアワードトークセッションリポートat MOEPLUS
【アニメ】富野由悠季監督「アニメの未来?アニメに未来なんてねえよ!」 東京アニメアワードトークセッションリポート - 暇つぶし2ch1:yomiφ ★
14/03/24 22:44:09.45
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3月21日、TOHOシネマズ日本橋にて「東京アニメアワードフェスティバル2014」が開催され、
新作アニメ『Gのレコンギスタ』発表をしたばかりの富野由悠季監督がトークセッションを行った。

ゲストにフランスのアニメビジネスのパイオニア、セドリック・リタルディ氏と人型二足歩行
ロボットの開発に携わったシャフト社を立ち上げ、経営に関わった実業家・246キャピタル
株式会社の加藤崇氏を招いて、『アニメの未来』について語る……のだが、富野監督は
開口一番、「アニメーションの未来についてですが、未来なんてねえよ!」といきなり
デッドボール級の一言を投げてきた。ただし条件が付きますが、となけなしのフォローを
入れるも……

富野監督:今『源氏物語』(超現代語訳)を読んでるけど、1000年前から末世、この世は
終わりだってずっと言ってるんだから! 未来なんてないんですよ! これが理解できれば
後の話は一切聞く必要はない! ……この後どうしよう(笑)。

開始1分で富野ワールド全開である。約2時間にわたる長尺のトークとなったが、終盤には
皆さんが最も期待している『ガンダム Gのレコンギスタ』についても富野監督自らが
語っているので、読み進めていただきたい。

■アニメの専門化とリアリティの喪失

なぜ、アニメに未来はないというのか、富野監督はこう語る。

富野監督:「専門学校なんかができて、アニメの専門職というものが確立しましたが、専門家が
集まると視野狭窄が起こる。50年、40年前のアニメスタジオにはアニメのことなんか何も
わからずいろんなところから集まってきた連中ばかりがいて、彼らはそれぞれアニメ以外の
分野の「リアリティ」を持っていた。それを持たない、アニメ好きがアニメに特化した専門職に
なってアニメを作ったら、自由な作品なんてできるわけがねえだろ!
ましてやYou Tubeのようなものができて、アニメの個人製作が可能となれば、ますます
個人の妄想を作品化する傾向もでてくる。それは作品ではなく個人の日記みたいなもので、
そういったものにアニメの未来があるかと言われれば、あるわけがない。ディズニー的な
ものなら未来はあるのか? ディズニー的なものに汚染された人たちは「アニメとはディズニー
みたいなものだ」と考えて同じものを作り続ける。これも未来なんてあるわけないだろ?
先なんかないんです。」

本当に未来などないのだろうか?

「突破する方法はひとつある。俺たちは無理だってことを認めて、お前らやってくれって
子や孫に投げ与えていくっていう方法をきちんととること。それを今一番、現場にいる人間が
考えなくてはならないが、こういう問題意識を持っているスタッフはほとんどいません。」
(中略)

「問題を明らかにして次世代に残す、となった場合、アニメという媒体の素晴らしさによって
未来が少し見えてくるんです。アニメとは画を動かすもの、動画です。画というものは
「記号性」が高いんです。35年間、ガンダムが人気を保っているのはアニメという「記号」で
表現されているものだから。一番一般的な概念、常識というゼネラルに考えられている
「100年語り継いでいい」ようなものの考え方、「摂理」を伝えるには一番便利な媒体なんです。」

(抜粋。>>2につづく)
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ガンダム35周年記念サイト
URLリンク(www.gundam35th.net)


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