【社会】現実から逃避…昼夜逆転、ネット依存深刻化 勉強のできる子がネトゲから抜け出せなくなり…/神奈川at MOEPLUS
【社会】現実から逃避…昼夜逆転、ネット依存深刻化 勉強のできる子がネトゲから抜け出せなくなり…/神奈川 - 暇つぶし2ch2:yomiφ ★
13/10/14 21:00:58.32
 オンラインゲームはスマホでもできるようになり、場所を選ばない。
家に引きこもるわけではないから家族も異常に気付きにくい。

 治療に訪れているのは5対1の割合で男性が多く、女性が少ない理由もよく分かっていない。
オンラインゲーム以外にも、メールや短文投稿サイト「ツイッター」などのSNSに依存している人も問題視されているが、
そうしたケースで訪れる患者は少数だ。

 ネット依存自体がまだ認知されておらず、治療機関もまだ数少ない。久里浜医療センターには
神奈川、東京を中心に北海道から九州まで全国の患者が集まるが、氷山の一角の可能性がある。

 新しい症状で診断基準も確立されていないのが現状だ。いずれにしろ現代社会でネットとの関わりを
完全に絶つことは難しい。ひととき依存から抜け出せても、大学、社会人に進めば、勉強や仕事で
どうしても必要になる。便利なものだから使わないわけにいかない。何かのきっかけで
また依存してしまうことは容易に想像できる。
「結局、いまの社会はネットと切り離すことができない。うまく付き合っていくしかない」。
中山医師の現時点での結論だ。


◇23歳男性  5年間ゲーム漬け、将来考え治療

 久里浜医療センターではネット依存から抜け出すためにカウンセリングを中心に行い、生活の改善を促している。

 スポーツや絵を描いたりしてネットから離れる時間をつくり、日中を同センターで過ごすデイケアもある。

 「まずはネット以外の新しい活動を見つけてもらい、生活リズムを取り戻すことが第一。
その活動を楽しめればなおいい」と中山医師。大切なのはネットとの距離感で、いきなりネット環境を
完全に制限することは根本的な解決にならないという。

 県内に住む男性(23)は高校卒業と同時にオンラインゲームを始めた。すぐにのめり込み、抜け出せなくなった。
起きている時間の大半はパソコンに向かい、自然と昼夜が逆転した。そんな生活が5年続き、ふと思った。
「このままでは駄目だ」

 同センターでの治療をニュースで知った父親(65)に勧められ、すぐに受診を決めた。
「交友関係も少なく、今後を考えたときに、もっと人と関わらなくては駄目だと思った」

 父親は自宅でゲームに熱中する息子の姿に「気持ちも不安定になっているようだった。
ただ、どう解決すればいいか分からなかった」という。担当医から説明を聞いた父親は
「本人も依存性を自覚しているから解決は早いだろうと言われて安心した。ゆっくりでも改善していけたらいいと思う」。

 男性は通信制大学の4年生。卒業時期は未定だが、いずれ就職し、社会人として生活したいと考えている。

 ■ネット依存の現状

 厚生労働省の研究班は昨年10月から今年3月にかけて無作為抽出した全国の中高生14万人を調査。
回答を得た9万8千人のうち8.1%がネット依存が強く疑われることが判明、ネット依存の生徒は51万8千人に上ると推計した。

 「病的な使用」と判定された生徒は男子6.4%、女子9.9%。うち6割が睡眠障害を抱えていた。
平日のネット使用の平均時間が5時間以上としたのは中学生9%、高校生14.4%。
休日は中学生13.9%、高校生21.2%だった。

 2008年に成人を対象にした調査では271万人にネット依存の傾向があると推計されていた。

 ネットが急速に普及した韓国では02年ごろからオンラインゲームの長時間利用が原因で脳血栓、
心不全などで急死するケースも相次ぎ、社会問題化。16歳未満は午前0時から同6時まで
ネットにアクセスできない「シャットダウン制度」の導入や治療方法の構築、相談窓口の開設など、国を挙げて対策に乗り出している。

(了)


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