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県:13年度予算案 一般会計3305億円 対前年度比、4年ぶり増 /鳥取
公共事業費は当初予算単独では451億円と12年度比で7・3%(35億円)の
減少となっているが、緊急経済対策とされる12年度2月補正を含むと624億円に。
社会資本の老朽化対策などに使われる単県事業は10億円増え、100億円を超える
規模となっている。事業別では、原子力安全対策に積極的に予算を計上し、
12年度2月補正を含めると19億円を充てている。
◇「漫画」試金石の1年 官から民へ予算に反映
12年度予算では、「まんが王国建国イヤー」として関連予算約10億円が計上されたこともあり、
2年目の予算規模に注目が集まった漫画関連事業。フタを開けて見れば、
予算は3億円以上が充てられ、漫画行政を一手に担う担当部署として今年度に立ち上がった
「まんが王国官房」も正規職員が8人から5人に減らされたものの存続した。
昨年9月に開かれた13年度当初予算について話し合う初めての幹部会議の席では、
配られた資料の重点項目の中に「まんが」の文字すら無く、同官房の解散も
取りざたされていたことを考えると、しっかりと予算を割いた印象だ。
平井伸治知事は「漫画は地域の売りとして定着しつつあり、ただちにやめるというのは
得策ではない。地域での取り組みを支援して芽を育てていきたい」と意義を話す。
予算の具体的な中身を見てみると、「今後は民間を中心に展開してもらいたい」(平井知事)と、
官から民へのソフトランディングを県が描いていることが予算にも表れている。
草の根運動とも言える県内高校生が主体となった「まんが王国とっとり応援団事業」への
予算が今年度の370万円から640万円に増額された。
漫画やアニメを使った創作物の販売などをする「コンテンツ産業」に関する予算に幅を
持たせたのも特徴。東京・秋葉原でのコンテンツ系アンテナショップの
開設などの新規事業として3000万円以上を計上し、大型イベントで盛り上げようとしていた
12年度からの「衣替え」の様子が見て取れる。
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