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大阪市のインターネットのホームページ(HP)に無差別殺人予告を書き込んだとして、
アニメ演出家の北村真咲被告(42)が逮捕、起訴された事件で、発信元になっていた
同被告のコンピューター機器類がウイルスに感染していたことが6日、捜査関係者への
取材で分かった。
ウイルスは第三者が作成した疑いが強く、自動的に脅迫文言を書き込む仕組みだった
とみられ、北村被告は無実の可能性が出てきた。大阪府警はウイルスの特徴や感染経緯、
第三者の関与などについて再捜査を始めた。
北村被告は7月29日、大阪市HPに「来週日曜(8月5日)、(大阪・日本橋の)オタロード
で大量殺人する」などと書き込んだとして、8月26日、威力業務妨害容疑で逮捕され、大阪
地検が9月14日に偽計業務妨害罪で起訴した。
捜査関係者によると、発信元が北村被告が使っていた高速無線LAN機器になっていたが、
起訴後、府警が機器類を改めて調べた結果、自動的に脅迫文言をネット上に書き込むなどの
特徴を持った新種のウイルスを検出。逮捕容疑となった文言もウイルスの影響だった疑いが
強いという。
同被告は任意の捜査段階から「私以外(無線LANに)アクセスできないが、全く身に覚えがない」
と一貫して関与を否定。さらに8月1日に日本航空に航空機爆破予告メールが送り付けられた事件
でも、北村被告が発信元とされた。
何者かが北村被告に成り済ましていた疑いがあり、府警は不正指令電磁的記録作成容疑を視野に
捜査。第三者の関与が明らかになれば、北村被告の起訴は取り下げとなる可能性が高いという。
ソース・時事通信 10月7日(日)2時32分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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