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東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市本吉町の日門漁港で、ウミネコが子育ての真っ最中だ。
営巣するのは、漁港内にある「桜田島」と呼ばれる高さ8mほどの小島。地元の信仰を集め、祠や鳥居が有ったが、津波で流された。
「ピー、ピー」。餌をねだる雛の鳴き声が数百の巣から響く。巣の周りをよちよち歩き、黒い斑点混じりの茶色の羽毛が揺れる。
冷たい潮風が吹くと、親鳥の翼に身を隠した。
震災の影響か、昨年は営巣する数が少なかったという。
漁港近くの高台に住む遠藤徳子さん(72)は「ウミネコだけでも、賑わいが戻って嬉しい」と話した。
子育ては、孵化から45日とされる。無事に成長するのは4割ほどで、来月、巣立ちが始まる。
▽ソース:河北新報 (2012/06/16)
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