12/06/12 00:44:40.66
月末といえば、BL本の新刊ラッシュです。ブログ主は月末だけで15冊くらいはBL新刊を買います。
昨晩もその中から1冊を手に取り就寝前のBL読書に励んでいました。大好きな高校生ものBLです。
このコミックスは眼鏡優等生委員長×元ヤンキーという、ブログ主の好きな“優等生受け”とは真逆のカプでした。
残念ではありましたが、読んでみるとさすが人気作家さんの新刊だけあって面白く、好みとは逆カプな事も忘れて読みふけってしまいました。
主人公(受)は、とても男らしくてさっぱりした気性の元ヤンキー。
攻めキャラである眼鏡委員長は、元ヤンくんのそんなところに一目惚れしてしまい一直線に「好きだ!」と迫りますが、主人公(受)は
「優等生は俺の一番嫌いな人種だ!」と言って聞く耳を持ちません。
でも、さまざまな事件を経て、元ヤンくんはいつしか優等生な眼鏡委員長の真剣な気持ちに気付き、「お前の事…信じてみっかな…」と言って
その腕に飛び込むのです(グッとくるいい場面!)。 ここまでで「第2話」が終了。
さあ、ここからさらに2人の気持ちが深まっていくはず…!!!
ブログ主は勢い込んでページをめくって、続く「第3話」を読み始めたのですが…!!!
なんと驚いたことに、「第3話」はいきなり8年後にストーリーの舞台が移っていました。
「第2話」の終わりでようやく気持ちが通じあった2人だったのに、いきなり8歳も年を取っていたのです。
しかも、高校を卒業した後の2人に何があったのでしょうか。
2人は既に別れてしまっていて、別々の人生を過ごしているという設定になっていました。
えええええー!!!!!!!(目が点)
なんでいきなりこんなに話が飛んだの!!??
その答えは、作者さん自身が書かれたコミックスの「あとがき」にありました。
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連載途中、世間で色々ゴタゴタがあり…
突然キャラクターを大人にする事になったり
…読んで下さる方にとても不親切な1冊に
なってしまった気がしてとても不安ですが
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。
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いったいこの「ゴタゴタ」とは何を指すのでしょう?
率直に書くと、昨年の「改正都条例施行」と「児童ポルノ法改正の動き」だろうとブログ主は思いました。
このマンガの「第2話」と「第3話」は、もともとは昨年(2011年)の7月と11月に発売された某BL隔月刊誌に掲載されていたものです。
昨年7月と言えば、2010年末に都議会で可決成立した改正都条例がついに施行された月であり、国会では自民党・公明党の議員が主体となった
児童ポルノ法の改正案が提出された月でもあります。
この児ポ法改正案(自公案)では、児童ポルノの単純所持を禁止するとともに、マンガやアニメで描かれる少年少女キャラの性的行為についても
「児童ポルノ」と見なして所持を制限するべきだとの考え方が盛り込まれ、マンガ業界や出版関係者からは猛烈な反対の声が挙がっていました。
もし、与党である民主党がこの自公案に賛成してしまうと、成人向けエロマンガやゲームなどを持つ事が法律で禁止され、発覚すれば罰金や懲役刑の
処せられる事になるかもしれない瀬戸際の時期でした。
つまり、その真っ最中に「第2話」はBL雑誌に掲載され、また「第3話」についても、11月の掲載を前に、丁度この頃に作者さんと編集サイドでの
打ち合わせやプロット作りが始まった頃だった筈です。
改正都条例の施行や児ポ法改正の動きといったマンガやアニメをめぐる騒然とした社会状況を受けて、急遽、高校生だった主人公達に8歳も年をとらせ
「第3話」を社会人に成長した後のストーリーとして作り直した―そう考える事は、無理なこじつけではないと思います。
>>2-15あたりに続きます。
▽ソース:ネクラで眼鏡でキモオタな優等生は“受け”るとイイよ! (2012/06/05)
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