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【「マチ☆アソビ」】アニメがマチを活性する - 暇つぶし2ch1:つゆだくラーメンφ ★
12/05/26 16:01:16.68
 いささかシュールな光景だった。徳島市、JR徳島駅から徒歩10分ほど、シャッターの閉じた店が目立つ昔ながらの商店街に、いくつもの垂れ幕や看板が掲げられていた。
「アニメのマチ★徳島」「アニメのマチ★東新町」―。
 うわさの映画館は、その一角にあった。東京のアニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」が3月に開設した、ファンのための映画館だ。
スクリーンは二つ、71席と29席。土曜の昼下がり、ロビーでは高校生や大学生らがグッズを手にしたり、キャラクターのパネルを前に記念撮影したりしていた。
この日の最終回、午後9時45分から同社オリジナルのアニメ「桜の温度」(2011年)が上映された。香川を舞台に高校生の成長を描く20分の短編で、
劇場公開は東京・新宿の1館とここだけだ。料金は500円。隣の藍住町から来た女性会社員(23)は「普通のTVアニメと違う独特の味わいがあった。面白かった」と満足した様子だった。

 徳島とアニメ。橋渡しをしたのは同社の社長、近藤光さん(42)だ。徳島に生まれ、「忙しくて20年ほど、ほとんど帰ってなかった」が、「作品の制作は結局、人づくりから。
環境のいい場所で仕事を」と考えて、09年春、古里に2番目のスタジオを設立した。
その年の秋、アニメの野外上映会をメーンに据えたイベント「マチ☆アソビ」を初めて開く。3日間で約1万2000人が訪れた。アニメで街の活性化をとか、声高に叫ぶつもりはなかった。
大好きなアニメを、大切な作品を、多くのファンに楽しんでもらいたい。それだけだった。
その集客力に周囲は色めき立った。行政や観光、商工関係者らから種々の協力の申し出があり、3か月後には第2回を開催。以降、阿波おどりのシーズン以外は、ほぼ季節ごとに開いている。
公園でのアニメソングのコンサート、橋げたの裏側に貼った巨大なアニメのタペストリーを船から見て楽しむ「橋の下美術館」、商店街でのコスプレショー……。
今月3~5日の第8回には約4万人が訪れた。毎回、東京や大阪など、県外からの観光客が半数以上を占めるという。

 映画館の開設も同じ発想だ。「スタッフがぶっ倒れるまで頑張って作った作品をみんなに見てほしい。そのためには、と考えた結果です」と近藤さんは言う。
アニメのほか一般映画も上映するが、「マチ☆アソビ」期間中以外は集客に苦戦する。けれど金もうけじゃない。ファンの満足こそが次の作品への糧になる。
それが作り手たちの偽らざる思いなのだろう。終映後の、閑散とした場内で、そんなことを考えていた。

 初めて「マチ☆アソビ」を企画した時、東京の友達らの反応は「多分、爆死するだろう」「骨を拾いに行こう」とさんざん。
 けど、アニメを好きでいてくれている人たちと一緒にワイワイすること自体が目的であって、稼がなきゃとか、人を集めなきゃ、とかじゃなかったんです。
徳島のスタジオは作画部門の一つにするつもりで、指導役として東京から2人を送り、今、現地採用した数人を研修しています。
映画館の赤字は覚悟。映画上映だけのために作ったつもりはないんです。ネットの動画配信を映したり、パブリックビューイングを開いたり、地元の子たちが集まりやすい場所になればいい。
「マチ☆アソビ」では東京からのゲストと一緒に映画を見て、「ここはこうやって作ったんだよ」って、一緒にしゃべりながら鑑賞する場面もあった。
 来てくれる子たちの支えによって、僕たちはまた、新たな何かを発信できると思うんです。

(後略。全文はソースをご覧ください)

URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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