12/05/09 14:50:47.72
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徳島県を代表するものといえばやはり「阿波おどり」。毎年夏に4日間開催され100万人から150万人規模の
観客動員があり、県人会などによって徳島県外にも広まっていて、高円寺阿波おどりは120万人を動員する
という巨大イベントに育っています。そんな阿波おどりの刊行ポスターに「空の境界」の両儀式と黒桐幹也が
登場したのは2009年のこと。
アニメのイベントやファミリー向けイベントでアニメ風イラストを用いたポスターが作られたり、マスコットキャラクター
がいたりするのは珍しくありませんが、このようなアニメイラストが全面に押し出されるのは異例のケース。
いったい徳島市観光協会はどうしてコレをOKしたのか、そもそも、なぜこのようなポスターを作ることになったのか、
ポスターを制作したアニメーション制作会社ユーフォーテーブルの近藤光さんと、徳島市観光協会の近藤会長、
山口専務によるトークショーでその舞台裏が明かされました。
左から近藤プロデューサー、近藤会長、山口専務。ダブル近藤に「?」という人もいるかもしれませんが、徳島県では
近藤姓の人が割と多いとのことで、特に親子や親戚というわけではないそうです。
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そもそも、ポスターの話は2009年、近藤プロデューサーが徳島にスタジオを開設したころに遡ります。アニメ業界は
非常に多忙な業界であるということもあって、近藤プロデューサーはほとんど故郷の徳島に帰ってくることが
できなかったのですが、スタジオ開設を検討するために徳島に何度も来るようになり、そこで偶然、阿波おどりの
ポスターを目にすることになりました。
そこで、当時市役所にいた山口さんに「ユーフォーテーブルでポスターを手がけたら、話題になると思いますよ」と声を
かけてみたところ、即座に「じゃあ、やりましょう」ということになって、トントン拍子で話が進んだのだそうです。山口さんが
「空の境界」を知っていたというわけではなく、また、アニメポスターは効果があると考えていたわけでもなかったそうですが、
近藤プロデューサーが何かやりそうなタイプに見えたから任せてみたところ、これほどのものが出てきたというわけ。
この第1弾ポスターは一部では盗まれてオークションに出されてしまうほどでしたが、近藤会長はこれほどまでにPR効果が
絶大なのかと驚いたそうです。
>>以降に続きます
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