12/05/06 21:39:42.23
若者や“オタク”を中心に人気を集めるライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の作者で、
小説家の伏見つかささん(31)に脅迫メールを送りつけたとして4月、脅迫容疑で32歳の男が警視庁
麹町署に逮捕される事件があった。警視庁によると、男はこの小説の熱烈なファンで、ストーリー
展開に納得がいかず脅迫行為を繰り返していたとみられ、小説に出てくる「妹」に“恋”にも近い感情を
抱いていたという。事件も一種の愛情表現だったようだが…。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
■死ね、後悔させてやる…人気小説家に繰り返された脅迫
《死ね詐欺師》《舐めたことぬかしてきたの後悔させてやる》
こうした脅し文句を連ねたメールが伏見さんあてに届くようになったのは、昨年11月。
アドレスは伏見さんが公式ブログで公開していたものだったが、内容は徐々にエスカレートしていった。
《探偵雇ってでもお前ら詐欺師の住所を割り出してやる》
送られてきたメールは計500通以上。中には、ブログに公開されていた伏見さんや、出版社の男性社員
の写真を勝手に修整した画像が添付されていたメールもあった。2人の首が切断され、血まみれになって
いるように加工された画像は、とてもイタズラでは済まされない不気味さがあった。
不安を感じた出版社の社員は警視庁麹町署に相談し、被害届を提出。メールの内容から、同署は、
伏見さんの「俺の妹が--」の熱狂的ファンによる犯行の疑いがあるとみて捜査を始めた。脅迫容疑で逮捕、
起訴された徳島県阿南市の無職、青井昇被告(32)は当初の見立て通り、「俺の妹が--」のファンだった。
■「好きなキャラクターが…」「黒猫の死体を…」
「自分が好きなキャラクターの扱いが、ないがしろにされていると思った」
警視庁の調べに対して、青井被告は容疑を認めて、こう供述したという。
青井容疑者の好きなキャラクターとは、中学生の妹「高坂桐乃(きりの)」だったという。小説に出てくる兄
「高坂京介」は、桐乃に気をとられる一方、「黒猫」と呼ばれる別の女性とも交際しているという設定だが、
青井被告は調べに対して「黒猫ばかりが目立つ展開に納得がいかなかった」と憤懣(ふんまん)やるかた
ない様子で供述したという。
怒りの矛先は、小説のキャラクター「黒猫」と出版社、そして作者である伏見さんへ向けられた。確認された
脅迫メールの中には《顔面に黒猫の死体叩きつけてやりたい》という一文があったという。
>>2へ続く
MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)