12/02/24 20:41:59.26
興行収入が15億円を突破している『映画「けいおん!」』の山田尚子監督が、
本作のキャラクターたちへの思いの強さを明かした。登場人物たちについて
「いとおしいですよね」と目を細める山田監督は自他共に認める、大の「けいおん!」ファン。
そんな山田監督が、こだわりにこだわったキャラクターたちについて思うままに語った。
本作は、テレビシリーズ第1期、第2期と続いてきた「けいおん!」の集大成的な作品。
そのため、お祭りという意識が製作陣にもあり、「なるべくたくさん、今まで出てくれた
キャラクターには出てほしくて」と山田監督は明かした。その中で、ファンの間で特に
話題になったのが、テレビシリーズにはほとんど出て来なかった主人公・平沢唯の両親が
映画には出てきていることだ。
これまで不自然なほど両親が出てこなかったため、ネット上では実は両親が死んでいるけれど、
主人公はそれに気付いていないのでは……という説までささやかれた。そのことについて
山田監督は「原作であまり出てなかったので、無理やり出すのはよくないなと思っていたんです」
と一蹴(いっしゅう)。だが、アニメ制作終了後に原作に両親が出てきたことで、
「出していいんだって思って」と本作ではしっかりと描かれることになった。
テレビシリーズでも両親がいることを前提にした描写を心掛けていたという山田監督。
本作で登場させる際にも、「(主人公たちが)外国に行くじゃないですか。だから、
その前の晩に親御さんがいないのはな、って。唯たちはまだ子どもなので」
「作品の雰囲気を壊さないように気を付けました」と細心の注意を払っている。
そんな山田監督が何よりも大事にしているのは、キャラクター、そして「けいおん!」への愛情だ。
「放課後ティータイムのみんなに幸せを感じてほしい、そのために周りを大切にして、
とにかくあの子たちが幸せな顔ができるように、って。それで自然に周りの描写も
細かくなってきたし、スタッフの皆さんもそれをくみ取ってくださったので、
どんどんキャラの魅力がどんどん深くなっていく感じですね」と語る山田監督の口調からは、
誰よりもまず監督自身が「けいおん!」の一番のファンであることがうかがわれた。
シネマトゥデイ
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