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芸能事務所大手の「ホリプロ」(東京都目黒区)は18日、アニメ声優やアニメソング歌手の育成などアニメ関連ビジネスの開拓を目的とした「アニメビジョン開発室」を設置したと発表した。
大手芸能事務所がアニメ声優などの育成に本格的に乗り出すのは異例で、反響を呼びそうだ。
同社では、所属のMay’nさんがテレビアニメ「マクロスF」のヒロイン、シェリル・ノームの歌パートや劇中歌を担当してブレーク。
11年には上海、香港、ソウル、シンガポールなどでのアジアツアーを成功させたほか、今年3月には横浜アリーナ(横浜市港北区)で単独コンサートも予定されているなど活躍。
May’nさんのブレークを目の当たりにしてアニメの可能性を実感した同社は、11年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」では「次世代声優アーティストオーディション」と銘打ち、
声優、アニソン歌手の卵を募集。
予想を超える1万人以上の応募者の中から、高校3年生の18歳、田所あずささんがグランプリに輝いている。
また、これまでに所属の藤原竜也さんが主演した「カイジ」や松山ケンイチさん主演の「GANTZ」などの実写映画に出資してきたが、
4月に公開される劇場版アニメ「ももへの手紙」で初めて劇場版アニメにも出資するなど、
「将来的には海外マーケットも視野に入れた事業を展開したい」としている。(毎日新聞デジタル)
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