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ところが、平成22年10月に上海アリス幻樂団の版権関係の管理は小山田文雄氏(現株式会社
香霖堂取締役)が担当することになった、との旨の連絡があり、小山田文雄氏からは、
「上海アリス幻樂団の作品の著作権、商品化権は株式会社香霖堂に移行したので、
新しく契約を結びたい。」との申し入れがありました。
しかし、その後に株式会社香霖堂から弊社に示された新しい商品化契約の契約条件は、
従前、弊社が太田順也氏と取り交わしていた「商品化等許諾契約」とは、大きくかけ離れたもので、
到底、弊社がお受けできるものではありませんでした。
しかも、株式会社香霖堂は、「太田順也氏が有する上海アリス幻樂団の作品の
著作権、商品化権の管理は、太田順也氏から株式会社香霖堂に移行した。」と言うものの、
その根拠となる著作権管理契約書などは一切、弊社に対して示されておりません。
弊社としましては、新しい契約書が締結に至らないのであれば、従前の契約(平成19年
6月23日付「商品化等許諾契約」)が有効に存続していますので、同契約に基づき商品化を
行えば良いだけです。太田順也氏の著作権の管理権が、真実、株式会社香霖堂に
移行したのか否かは、弊社と太田順也氏との間の商品化等許諾契約の有効性には影響がありません。
株式会社香霖堂は、そのことを理解しておられないように思われます。
なお、上記の商品化等許諾契約の及ぶ範囲について、太田順也氏ないし株式会社香霖堂は、
弊社と異なる見解を持っておられるようであり、この点については、双方の代理人弁護士を通じて
協議を重ねているところであります。
今回の公式Blogにおける一方的な取引休止広告は、以上のような、第三者(黄昏フロンティア=
有限会社SUNFISH)と弊社との間の法的紛争に介入し、かつ、太田順也氏ないし株式会社香霖堂と
弊社との間の契約の解釈の問題(商品化等許諾契約の及ぶ範囲)について、
法的な解決に拠らずに、弊社の評判を損なうようなコメントをなし風評を惹起することで
強引に解決を図ろうとするものとしか思えず、誠に遺憾なことと言わざるを得ません。
弊社としましては、今回の公式Blogにおけるコメントが、真実、太田順也氏の真意によるものなのか、
従前からの弊社と太田順也氏との関係に鑑みましても、いささか疑念を感じざるを得ないところです。
弊社は、日頃より、太田順也氏が公表されているガイドラインを尊重した商品の製作を
心がけて参りましたし、東方Project を冒涜する内容の商品も作っておらず、18禁(アダルト商品)に
該当する商品も製作、販売しておりません。
本来、共に手を携えて東方Projectというジャンルを盛り上げるべき弊社と太田順也氏ないし
株式会社香霖堂との間で、上記のような紛争が発生し、それがこのような形で公になったことは、
誠に残念なことであり、弊社取引サークル様、FC店舗様、取引業者様、取引金融機関に
多大な心配、ご迷惑おかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
また、弊社の店舗、通販、FC店舗をご愛顧頂いておりますエンドユーザーの皆様にも、
この場を借りまして、深くお詫び申し上げます。
弊社と致しましては、今後とも、上海アリス幻樂団の新作をご提供頂き、販売できるよう
最大限努力して参る所存です。