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6月9日付 大阪本社版
尖閣の棚上げ 野中氏に共鳴 無職 岩辻 勝(大阪府河内長野市 80)
自民党重鎮だった野中広務元官房長官が先日、1972年」の日中国交正常化時に日中双方が尖閣諸島の領有権棚上げを確認していたと発言した。
「国益に反するかは結果が証明する。対立していることが国益なのか」との説明に私は共鳴した。
尖閣問題はいつかは解決しなければならないが、今は中国との関係を犠牲にするべき時なのか。
かつてトウ小平氏は尖閣問題について次の世代に解決を委ねるとしたというが、双方の利益を優先する大人の策だろう。
安倍政権は野中氏の発言を受け領土問題は存在しないとしたが、中国は経済的にも北朝鮮問題でも重要なパートナーだ。
大人げないように私は思う。棚上げに同調すれば不利と考えているのだろうが、中国とて同じではないか。
安倍晋三総理の「侵略」の定義、日本維新の会の橋下徹共同代表による旧日本軍の慰安婦を巡る発言などで、日本の政治家の歴史認識は、アジアのみならず米国など世界から懸念されている。
日本国民として他国をひいきするつもりはないが、尖閣問題は今は冷却期間が必要と考える。(了)