13/06/01 18:42:53.59 m7dMHPNh0
>>529
伊藤進の2年半前の投書
筋金入りの模様
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)
世論とは国民の総意か/無職 伊藤 進 73/(東京都府中市)
なぜか臨時国会が終わった途端に、菅直人首相や岡田克也民主党幹事長が
小沢一郎元代表に対する国会招致を唐突に主張し始めた。そして、
その主張が国民世論に基づくものであるかのようにいわれているが、果たしてそうだろうか。
いかに言い繕ってみても、それは年明けの通常国会を乗り切り、
菅政権の延命を図るための策であることが見え見えだ。そのような姑息な菅政権の延命策に、
国民世論が利用されつつあるわけだが、国民はそれで良しとするだろうか。
そもそも国民世論なるものは、国民自らの意見の総意なのか。
それは国民自らの意見とは程遠いマスコミに誘導されたものと言っても過言ではない。
つまり、マスコミによってつくり上げられた世論にすぎない。そのような世論を根拠に、
小沢元代表の国会招致を正当化しようとする菅首相や岡田幹事長に対し、
国民の皆さんは本当にそれで結構と思われるか。
小沢元代表に対する検察審査会の強制起訴議決がなされた以上、
裁判所から検察官役に指定された弁護士は、速やかに起訴手続きを行い、
公判への手順を進めるべきであるにもかかわらず、あまり進捗していない情報が流れている。
その理由として、起訴するための根拠を見いだすのに苦労しているとの情報もあるが、
プロの弁護士がそうであるかもしれないのに、法律の素人で構成された検察審査会が
一週間やそこらで結論を出したことに疑問の目を向けるべきではないか。
国民はいま一度ゼロに戻って考え直してみる必要がある。”
(2010年12月28日付『東京新聞』朝刊、社説・発言面)