13/05/15 21:58:07.31 uN9qATak0
5月15日付 東京本社版
さとり世代だが希望もある 大学生 菅野幸(東京都府中市 22)
私は「さとり世代」だ。大学を普通に卒業し、普通に就職できればいい。今している就職活動には
違和感がある。普通は認められず、人より優れているところをアピールしなければいけないからだ。
未来に希望があるとは思えない。増える社会保障の負担、狭き正社員の門。社会を変えようと
選挙で一票を投じても、その一票が無効な場合もある。
自分に甘い、社会から逃げているのかもしれない、と思う。たかが二十数年生きたくらいで、と
怒られても仕方ないとも思う。小学生の時に憧れていた大人と言われる年になっても、中身は
そうなれていない自分の未熟さが歯がゆい。ただ、かすかな希望もある。大人の一員として、
子どもが将来に希望を持てる社会にしたい。頑張れば何でもでき、人生はやり直しがきくと思える
社会にならないかと思っている。