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微妙なやつを一丁。5/13中日新聞朝刊。
個人情報保護 過剰反応では 市原 利彦 医師 53(名古屋市東区)
京都へ向かう新幹線の中、放送でドクターコールがあった。一歳未満の男児が座席から落下し、
ぐったりしているとのこと。駆けつけ、診察した。
幸い大きな異変は見られず、途中下車したり新幹線を緊急停車する必要はないだろうと判断。
「行き先の岡山に着いたら脳外科で診察を」と言い添えて、京都で降りた。とはいえ子どもは急変も多く、気にかかる。
二日後、無事下車できたかを運行会社に問い合わせた。しかし、担当者は「個人情報だから教えられない」の一点張り。
車内で渡した名刺の電話番号にかけ直してもらい、本人であることは証明済みだと思うのだが、
四十分ほど同じ問答を繰り返した。
ここまで保護する個人情報は一体誰のためなのか。私は謝礼を求めるつもりはないし、
連絡先を知る必要もないと思っている。ただ診察した責任としてせめて社中での状態と、無事下車したかを知りたいだけだ。
相手を特定できることを聞いているのではない。
これでは同じケースがあった時、診察をちゅうちょしてしまう。何でもかんでも個人情報でくくり、
情報をシャットアウトするのはいかがなものか。
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『便りの無いのは良い便り』という言葉を、謹んで贈ります。
あと電話相手の人乙。四十分もゴネるストーカー紛いから個人情報を守ってよく戦った。
今日の中日新聞は『原発売り込み 首相は自制を』『猪瀬知事失言 国の品格汚す』と基本カラーの出た投稿欄でした。