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2013年5月12日 朝日新聞名古屋本社版 声
>>277-280まとめ
わからなくなってきた自民党 無職 宮本清 (埼玉県草加市 65)
先日、テレビのニュース番組で、自民党の石破茂幹事長の言葉を聞いて驚いた。「自民党は何をするための政党なのか。
まず第一に憲法を改正するための政党」というのだ。そうなんだ。
それならば、自民党の多くの国会議員が靖国神社を参拝するのも納得できた。靖国参拝で中国や韓国を刺激し、各国に
対抗するためには軍事力が必要ではないかと、日本国民の危機感をあおって憲法を変えるためなのだ。私は、政治家と
いうのは、国民の命や暮らしを守るために働くものだとばかり思っていた。そうか、そうじゃなかったのだ。
自民党は憲法96条の改憲を今夏の参院選の公約にするという。この先に見えるのは9条の改憲だ。しかし、9条は先の
大戦以来、日本を戦争をしない国にしてきた宝なのではないか。戦争で亡くなった方々の霊に祈りを捧げることに異存は
ない。ただ、戦死者は靖国神社だけに眠っているのではない。そのはずだ。
それにしても、昨年の衆院選で「自民党は憲法を変えるための党」なのだと共感して、自民党に投票した有権者はいったい
何人いたのだろうか。そうなんだ、そうじゃなかったのだ、そのはずだ、もうわからなくなってきた。
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突っ込みどころは多々ありますが、……次から次へと自分で勝手に結論を引っ張り出しては「そうなんだ」、「そうじゃ
なかったのだ」、「そのはずだ」ときっぱり断定しておきながら、最後に「わからなくなってきた」???
あなた、精神鑑定を受けた方がいいですよ。