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5月11日付 東京本社版
沖縄に基地を押しつけないで 短大生 井沢秀行(三重県桑名市 19)
「『売国奴!』沖縄への理不尽」(4月30日朝刊)を読み、日本本土の一部の人間の自己中心的な態度に
憤りを覚えた。米軍輸送機オスプレイの配備撤回を訴えてデモ行進した沖縄県の市町村長らに対し、
罵声を浴びせかけたという。しかし、沖縄には、今も在日米軍基地の74%が集中している。沖縄県民が
本土に対して不平等だと感じるのは当然である。その思いを訴えるデモを攻撃するのは、沖縄県民の
気持ちを踏みにじる行為だ。
安倍政権が4月28日を「主権回復の日」として式典を開いたのも、同じく本土の利益しか考えていない。
この日に発効したサンフランシスコ講和条約で日本は独立を果たしたが、沖縄は米国の施政下のまま
取り残された。式典は、沖縄へ基地負担の押しつけに、お墨付きを与えるようなものだ。基地が、
安全保障のためにあることは理解するが、沖縄にばかり犠牲になれという風潮は改めるべきだと思う。