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4月29日(月)朝日新聞東京版朝刊「声」欄
「『政治は結果』なら戦争の総括は」 無職 篠原孝一(さいたま市浦和区 71)
本紙声欄で「語りつぐ戦争」が毎月1回掲載されている。
ところで、安倍晋三首相は国会答弁で繰り返し「政治は結果だ」と発言している。
また、首相始め多くの閣僚が「国民の生命安全を守る」旨のことを言う。
首相に問いたい。
語り継がれている太平洋戦争で、我が国は310万人といもいわれる死者を出し、
広島、長崎、東京を始め多くの街区を廃墟にし、艦船から寺の鐘、日用品に至るまで
国富の大部分を失い、無条件降伏した。
問いたいのはこの「結果」を首相はどうとらえているのか、ということだ。
さらにこの結果を招いた政治と指導者の責任をどのようにそうかつしているのか
ということである。
戦後、東京裁判で戦犯は裁かれたが、それは占領下のもので日本国民の手で
裁いたものとは言い難い。私は太平洋戦争とその結果は、総括が済んでいない
わが国史上最大の問題だと思っている。
「政治は結果だ」と答える首相に、その答えをぜひ聞きたい。