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池田 信夫 : 「反グローバリズム」で人々は幸福になるのか : 2012年08月09日
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ところが比較優位を知らない内田樹氏にとっては、グローバル化で資本家だけが幸福になって労働者は不幸になるらしい。
ここから出てくる結論は、国内に引きこもって政府がバラマキ公共事業で需要拡大しろ、
という藤井聡氏や中野剛志氏の国家社会主義だが、労働者はそれで幸福になるのだろうか?
財政のバラマキで、所得格差の拡大は止めることができる。それは貧しい人が豊かになるからではなく、
みんなが平等に貧しくなるからだ。公共事業の乗数効果は最近では1以下なので、
納税者の所得が土建業者に移転されるだけだ。
労働人口は毎年1%ずつ減ってゆくので、反グローバリズムは縮小均衡の道である。
さらに200兆円の国債発行によって財政が破綻したら、日本経済は壊滅する。