産経抄ファンクラブ第175集at MASS
産経抄ファンクラブ第175集 - 暇つぶし2ch831:文責・名無しさん
12/04/29 06:17:36.41 vuAnSYHr0
【産経抄】4月29日
大型連休に合わせたように近所の公園でキリシマツツジが咲き始めた。ツツジ科の花が
楽しみを与えてくれる秘密はその種類の多さにある。山と渓谷社の『樹に咲く花』に
よれば世界に約3500種、日本にもざっと108種の「ツツジ」があるのだそうだ。

▼花期もそれぞれに違いがある。4週間ほど前に訪ねた京都のお寺で、早咲きの
ミツバツツジが紅紫色の花をつけていた。周囲がまだ寒々としているだけに、鮮やかだった。
他の種よりも早く咲くことで精いっぱい自己主張しているようだ。いじらしくもみえた。

▼早咲き、遅咲きは人の世界にもある。現代の日本人でいえばゴルフの石川遼選手、
野球のダルビッシュ有投手、それに囲碁の井山裕太十段らは典型的な早咲きといえる。
まだ伸びる余地はあるのだろうが、もう「満開」といったところである。

▼20代後半だとされる北朝鮮の金正恩第1書記を「早咲き」などといえば、異議あり
だろう。父親の「遺訓」により無理やり権力の座についた「温室育ち」の方が的確だからだ。
だがこの若さで一国の全ての権力を握るとは、老獪(ろうかい)さも求められる政治の
世界では異例中の異例だ。

▼その北朝鮮が、3回目の核実験を行う見通しが強まっている。米政府当局者は5日前、
「2週間以内に実験に踏み切る可能性は100%だ」と断言したという。韓国内でのテロなど
「特別行動」に出る恐れもあり、またまた世界の耳目を集めている。

▼ミサイル発射と核実験をセットで行う「脅迫」行為は金正日総書記時代からこの国の
「得意技」だ。だが今回の性急さは第1書記の若さゆえと思えなくもない。隣国の
「若気のいたり」に振り回されてはたまったものではない。



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