12/04/28 19:59:39.56 vuOBY27W0
新潟の女子中学生である横田めぐみさん(当時13歳)は、
1977年11月15日に北朝鮮に拉致された。今年で35年になる。
以下は、めぐみさんが拉致された翌年の朝日新聞の記事。
なんと能天気で悪質な記事だろうか。
朝日新聞夕刊 1978年11月24日
一糸乱れず すべてに金日成主席
やはり、金日成主席のことから書かねばなるまい。
この国では、あらゆることが金日成主席と切り離しては語れないからだ。
私たちが会ったこの国の人びとは、みな左胸に金日成バッジをつけていた。
それに、いたるところに主席の肖像写真、像、主席の活躍を描いた絵がある。
一つには、この国では主席の存在と権威が圧倒的、ということもあるだろう。
「日本の植民地からの解放も、国の創建も、祖国解放戦争(朝鮮戦争)の勝利も、
今日の発展も、すべて偉大な主席の賢明な指導のたまものです」。
滞在中、何回となくそんな声を耳にした。「だから、人民が敬愛の念を寄せているのです」
政策的にも、主席への忠誠が組織されているようだ
この国独特の革命理論がある。「革命と建設を進める主人公は人民大衆だが、
それは賢明な指導者がいてこそ初めて可能だ」というものだ。
「金日成主席を頂点に一糸乱れず」。この国を歩きながら、そんな思いが、頭をかすめた。