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【くにのあとさき】東京特派員・湯浅博 「昼行灯の天下泰平」に絶句 - MSN産経
2012.3.2 03:31 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
海外に駐在していると、日本からくる政治家の時代錯誤にがくぜんとすることがある。見栄えや所作ではない。ひと言でいうと「昼行灯(あんどん)の天下泰平」というところか。
アフガン戦争が始まった2001年秋のこと。自民党の山崎拓氏ら与党3幹事長がそろって隣国パキスタンにやってきた。面会した相手は、いかめしい顔のムシャラフ大統領である。
山崎氏らは成立ほやほやのテロ特措法を持参して、自衛隊の支援活動を申し出た。ムシャラフさんはにっこり笑い「国境の向こうにある難民キャンプでお願い」と喜んだ。
これに山崎氏が「いや、自衛隊は憲法の制約で戦闘地域にはいけない」というや、ムシャラフさんから笑顔が消えた。「あのねっ」といって、絶句したのではないか。
「国境の内側はわがパキスタン軍がいる。戦闘地域でやらなければ軍の意味がない。すでに、武器を持たないNGOも入っているのに」
昼行灯が国際常識に遭遇した瞬間である。ちなみに、大石内蔵助で連想する昼行灯とは、能力や才能を隠してボケのふりをすることをいう。その真価を発揮するのは危機や乱世だが、政治が決断できなければ昼行灯のまま天下泰平で終わる・・・