12/01/30 19:53:14.44 yrpD3OiK0
考えてみると、自国の首相が仏教だろうがキリスト教だろうがまったく気にしない
日本の宗教的おおらかさ、ってのはすごいな。
実際、麻生がカソリックというのを知らない日本人は多いだろう。靖国神社に参拝
すると気が狂ったみたいにわめきだす一群はいるのだが。
幸せな家庭の良き夫(いつかは妻もあるかも)というロールモデルを求められるア
メリカ大統領に比べると、離婚して独身というのでも気にしないし。そういうとこ
ろだけみると日本の方がよほどリベラルにみえる。
まあ、そういう役割はむしろ日本では天皇家に求められているわけだが。
自分では自由と思っている、しかし実際は一神教前提で、大統領や裁判の宣誓で、
聖書に手を置いたり、神に誓ったりというのを「公式行事」の宗教活動とまったく
思っていない鈍感さがアメリカ人の特性なのだろうな。
ギングリッジ対ロムニーでも、最初は優勢だったロムニーに拒否感があるのも、
やはりモルモン教というのがあるのだろうと思う。まあロムニーが大統領選にでる
ことはないだろう。はっきり言わないだけで、アメリカでモルモン教の大統領なん
て生まれるわけがない。
ところで今日の産経1面、産経抄よりもその上の「明日へのフォーカス」と題した
高畑昭男の偏向しまくりで実に酷い。高額所得者への税負担を増やす話題なら、
ウォーレン・バフェットのエピソードを落とすのはこの文脈ではまったくあり得ん
のだが、本当にバカで知らないのか?
産経の社員や関係者は一度池上彰でも読んで勉強し直すことをオススメする。