産経抄ファンクラブ第170集at MASS
産経抄ファンクラブ第170集 - 暇つぶし2ch527:文責・名無しさん
12/01/12 06:09:04.11 ehr6KzcN0
 初代の総理大臣を務めた伊藤博文は、はなはだ女色を好んだ。度の過ぎた芸者遊びはし
ばしば新聞の三面記事をにぎわしたが、伊藤は誰に何を言われようと、どこ吹く風の体だ
った。

 ▼「俺は芸妓(げいぎ)と遊んで居る時でも、酒を飲んで居る時でも、人と冗談を言ふ
て居る時でも、俺の頭からは始終国家と云(い)ふ二字が離れた事は無い」と豪語したと
いう。維新の元勲にあやかったわけではなかろうが、民主党の小沢一郎元代表(69)の
言葉も頼もしい。

 ▼「私の関心事は天下国家の話で、それに邁進(まいしん)する日常を送っているつも
りであります」。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件の裁判で、強制起訴さ
れた小沢氏が語っていた。その言やよし。きっと大好きな囲碁や魚釣り、あるいは配下の
議員と酒を酌み交わしている最中も、天下国家の四文字が、頭から離れないのだろう。

 ▼ただ、だからといって数億円もの政治資金に「関心を持つ暇(いとま)がない」との
主張には、首をかしげてしまう。秘書として長く仕えた石川知裕衆院議員は、「コピー用
紙は裏紙を使うように」と節約を指示されたエピソードを明かしている。そんな人物が、
すべて「秘書任せ」にするだろうか。

 ▼小沢氏は自分に好意的なメディアに登場して、盛んに天下国家について語っている。
しかし、その歩みを振り返って見えてくるのは、選挙の巧みさと蓄財の能力ばかりである。

 ▼「どんな場合でも俺は子孫の為めに物事を考へた事は無い。一家の計を考へた事は無
い」。伊藤の言葉はこう続く。明治42年に中国ハルビンで暗殺され68年の生涯を終え
たとき、確かに残されていたのは、安普請の家屋敷と趣味で集めた刀剣だけだったそうだ。


>>524
2ちゃんねる老人ホームスレへ行ってT先輩に聞いてみたら?
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