11/10/01 22:29:54.06 diMgRF380
◆◆◆ 陸山会事件元秘書有罪判決文内容と事実関係の検証 ◆◆◆
★岩手・秋田のある時期の公共事業は小沢事務所が仕切っていたいう「天の声」認定
★【判決文の該当部分】(抜粋)
「岩手県や秋田県では、公共工事の談合で小沢事務所の了解がなければ本命業者にはなれ ない状況。
小沢事務所の秘書から発せられる本命業者とすることの了解はゼネコン各社にとって「天の声」と受け止められていた。
元公設第1秘書の大久保隆規被告は2002~03年 ごろから天の声を発出する役割を担うようになった。」
「大久保被告は、自らいわゆる天の声を発する役を担当し、企業との癒着に基づいた小沢
事務所の資金集めに深く関わっていた。犯情は他の被告に比べて相当に重い。石川被告が
果たした役割は非常に重要で責任は大きい。池田被告が果たした役割も重要である。」
★【検証】②
国沢前社長は「公共工事が欲しかったので(小沢氏側への)献金を続けていたが、まったく工事を回してもらえないため、
このまま献金を続けていても無駄だと思い、2つの政治団体を解散するに至った」と証言した。
この証言は、小沢氏の影響力が強いと言われている東北地方での公共工事が、
西松建設側にほとんど斡旋されていなかった事実とも合致している。
7月17日、東京地裁で、西松建設の国沢幹雄元社長の政治資金規正法違反などの事件に対する判決が言い渡された。
検察が受注工事一覧表まで示して寄附が公共工事の談合受注の対価であったことを主張したにもかかわらず、判決は
、量刑面で被告人に有利な事 情として、寄附は「特定の公共工事を受注できたことの見返りとして行われたものではない」と認定し、
検察の主張を正面から否定した。
当時特捜部は捜査態勢を拡充し、鹿島などゼネコン各社の役員や当時の東北支店幹部、営業担当幹部らから一斉に事情聴取し、
裏献金の有無などを調べていた。しかし何ら「天の声」なる小沢氏側の公共事業受注便宜を証明する物は得られなかった。
「工事受注の見返りではない」と裁判所の判決によって、明確に「天の声」を否定されている。
一体この事実をどう捉えて、今回の「天の声」認定に到ったかのかを明確に説明してもらいたいものだ。