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11月27日の日経朝刊に、医療費を始めとする社会保障費削減の大キャ
ンペーンを行っている。
しかし、日経はこれとは正反対の主張もたびたび行っている。
それは、日本経済の成長のためには、規制緩和が必要、その規制緩和
で最大の効果があるのは、混合医療の導入である、というものだ。
混合医療を導入すれば、まず第一段階で、医療費の急増は必死であ
る。第二段階で、急増した医療費の財源調達のために健康保険料、税
金の大幅引き上げの議論が起きる。そして、健康保険料、税金の大幅
引き上げが実現する可能性もある。これは、医療費急増の実現である。
これは、日経の医療費削減の主張と全く正反対なのである。
従って、ドラッグ・ラグ、デバイス・ラグをなくすためには、混合医療以外
のもっと効率の良い政策を見つけるしかないのである。
恐ろしいことは、混合医療導入による規制緩和で、日本経済の成長をは
かるべきと主張するエコノミストが少なからずいることなのだ。
猛毒を撒き散らす日経新聞の影響力は実に大きい。
ちなみに、日本医師会は、健康保険料、税金の大幅引き上げは不可能
なので、民間保険の導入と国民皆保険制度の崩壊につながるから、混
合診療に反対している。