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日本経済新聞が、前述の「TPP 10年間で2.7兆円」について、何と、
「毎年、少しずつGDPが増えて、十年後には2.7兆円になる。累積では13.5兆円を超える」
という捏造報道を行いました。
『日本経済新聞 11月4日「TPP 思惑交錯」
(前略)
優位なルール
慎重派、推進派がデメリットを強調した数字で、ともに説得力を欠くとの批判がある。中立的な立場から内閣府が提示した試算は「10年後の実質GDPは2.7兆円押上げられる」。単純計算した累積押上げ額は13.5兆円。年1兆3500億円の効果となる。(後略)』
恐らく、10年間で2.7兆円という「あまりにも小さいメリット」を受け、何とか経済効果が大きくなる屁理屈(と言うか、捏造)を思い付き、それをそのまま報道してしまったのでしょう。
「10年間で2.7兆円」が累積であることは、内閣府で試算を担当した川崎研一氏が産経新聞のインタビューで明言しています。
URLリンク(ameblo.jp)
日経、このところTPP反対派中傷に必死だな。
TPPのマイナス面が隠しきれなくなって、昨日(7日朝刊)はとうとう5面「核心」欄で、
「痛みなきTPPは意味なし」(本社コラムニスト平田育夫)とか言って「良薬は口に苦し」だって。
その下には「TPP亡国論の嘘」と銘打って特集を組んだ日経ビジネスの大々的な広告。